【一般雇用で就労中】肺癌で障害厚生年金3級を受給できた事例
相談者
大阪府 藤井寺市 女性（50代・一般雇用で就労中）
傷病名：肺癌
受給決定した年金種類と等級：障害厚生年金3級
受給決定額：年間 約67万円（有期認定1年）
相談時の状況
ホームページをご覧になり、ご本人様から電話で問い合わせを頂きました。
約9年前、会社の健康診断で要精密検査の指摘を受けた為、呼吸器内科を受診し、精密検査を受けた結果、左肺下葉の肺腺癌と診断。
その後、手術を行い、経過を見ていたのですが、約4年前に右肺内転移が判明し、抗癌剤治療を開始。
抗がん剤副作用により、倦怠感、下痢、皮膚症状など、体の不調が強く、日常生活に支障が出る状況が続いていたそうです。
体の不調により、本来であれば就労を継続できる状態ではなかったのですが、高額な治療費がかかる経済的事情もあって辞めることができず、周囲のサポートを受けながら、体に鞭打って仕事を続けているとのことでした。
障害年金を受給できれば、仕事を辞めることができると考え、障害年金専門の当事務所へ相談頂いたとのことでした。
依頼から請求までに行ったこと
受診歴が長いこともあって初診の病院が廃院しており、初診証明（受診状況等証明書）を取得することができませんでした。
その為、2番目の病院で受診状況等証明書を取得した上で、他の証拠書類を集め、初診の証明としました。
日常生活状況について、診断書依頼時に補助資料を添付したことで、診断書の内容に問題はなく、病歴・就労状況等申立書へ日常生活状況と就労状況をしっかりとまとめた上で請求を行いました。
結果
無事、障害厚生年金3級が受給決定し、仕事を辞めて療養に専念できるようになり、ご本人様にも大変喜んでいただくことができました。
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