【一般雇用就労中への遡及が決定】自閉症スペクトラム障害・うつ病で障害基礎年金2級を受給できた事例

相談者

大阪府 大阪狭山市 女性(20代・休職中)

傷病名:自閉スペクトラム障害・うつ病

受給決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級

受給決定額:年間 約78万円(有期認定5年)・遡り支給額 約293万円(3年9か月分)

相談時の状況

当事務所のホームページをご覧になって、電話で問い合わせを頂きました。

幼少期から、人の気持ちを推し量ることが苦手で、人間関係が上手くいかないことが続き、ずっと生きにくさを感じながら生きて来たそうです。

高校生になってから、感情の浮き沈みが激しくなり、交際相手に連れられ、初めて精神科を受診したところ、「自閉症スペクトラム障害・うつ病」と診断されたとのことでした。

高校卒業後、就職するも体調が悪化し、数年で退職。

その後も「①経済的事情で仕事をせざるを得ない状況となる」「②体に鞭打って仕事を始めるも体調悪化で短期間で退職」という①⇔②の悪循環を繰り返している状況であったそうです。

仕事ができない状況で、経済的に困っていたこともあり、インターネットで障害者が利用できる制度について調べていたところ、当事務所のホームページを見つけて障害年金のことを知り、自分も障害年金を受給できるのではないかと思い、お問い合わせを頂いたとのことでした。

依頼から請求までに行ったこと

今回のポイントは、遡っての請求が認められるかどうかという点でした。

現在は休職中であったのですが、障害認定日である20歳時点では、厚生年金へ加入しながら就労していた為、遡っての請求が認められる可能性は限定的でした。

しかし、ご本人から当時の就労状況を詳しくヒアリングしたところ、その当時の上司が病気へ非常に理解のある方であったこともあり、精神的負担の少ない軽作業中心の仕事へ切り替えてもらう配慮をして頂いていたそうなのですが、その状況下でも症状は安定せず、シフトの半数以上を欠勤してしまう状態が続いていて、まともに働けている状況ではなかったことがわかりました。

その為、診断書へ当時の就労状況をしっかりと記載いただくように依頼し、併せて病歴・就労状況等申立書へもその時の就労状況が伝わるように工夫して内容をまとめました。

結果

無事、20歳時点へ遡って、障害基礎年金2級の受給が認められ、ご本人様にも大変喜んで頂くことできました。

 

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