【初診の病院廃院・障害者雇用で就労中】統合失調症で障害厚生年金3級を受給できた事例

相談者

大阪府 大阪狭山市 男性(50代・障害者雇用で就労中)

傷病名:統合失調症

受給決定した年金種類と等級:障害厚生年金3級

受給決定額:年間 約59万円(有期認定3年)・遡り受給額 約300万円(5年分)

相談時の状況

当事務所のホームページをご覧になり、電話で問い合わせを頂きました。

約30年前に人身事故を起こし、近所に噂が広まったことで精神的ストレスを抱えるようになったことがきっかけで、約25年前から幻聴が聞こえ始め、仕事に支障が出るようになったので、心療内科を受診したところ、重度の心因反応との診断で即日入院となり、仕事は退職し、その後約10か月間の入院生活を送ったそうです。

退院後、転院先の病院で統合失調症との診断を受け、20年以上通院治療を続けているそうなのですが、症状はなかなか改善せず、日常生活に大きな影響が出ている状態が続いてしまっているとのことでした。

初めは自分で障害年金の申請を進めようとしていたそうなのですが、約25年前に受診した初診時の病院が廃院していた為、初診証明(受診状況等証明書)を取得することができず、当事務所へ相談頂いたとのことでした。

依頼から請求までに行ったこと

初診時の病院が廃院していて、初診証明(受診状況等証明書)の取得は不可能であったため、別の方法で初診日を証明する必要がありました。

その病院での入院歴があった為、生命保険会社へ入院保険金の請求をしているのではないかと思い、ご本人に確認したところ、請求した記憶があるとのことだったので、すぐにその生命保険会社へ当時の診断書が残っていないかを確認したところ、なんと初診日が記載された診断書のデータが残っているとのことで、当時の診断書のコピーを頂くことができ、初診日を証明するための決定的な証拠資料を取得することができました。

ただ、この方が障害年金を受給できるかどうかの懸念点はもう1点ありました。

障害者雇用で20年以上同じ会社で働いていて、フルタイム勤務で厚生年金にも加入しており、収入も20万円弱あった為、病状が軽いと判断されてしまう恐れがあった点です。

通常だとかなり障害年金の受給は難しいケースなのですが、ご本人から就労状況について詳しくヒアリングをさせて頂いた結果、勤務先で過大な配慮を受けており、その配慮があるおかげでなんとか継続勤務ができている状況であるということがわかりました。

その為、日常生活状況と併せて、職場での配慮の状況を詳しく病歴・就労状況等申立書にまとめました。

また、診断書の内容にかなり事実と異なる点があった為、何度も修正を依頼し、最終的に適正な内容の診断書を提出することができました。

結果

無事、障害厚生年金3級が受給決定し、ご本人様にも大変喜んで頂くことができました。

 

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