【障害年金】精神疾患で障害認定を受ける方へ~傷病や症状の確認【大阪】

障害年金を精神疾患で受け取るために確認しておきたいことは?

障害年金を精神疾患のために受け取る場合、障害認定を受ける必要があります。障害年金を受け取れる傷病や症状には数多くの対象例があるため、それぞれ細かく確認しておくことがポイントになります。こちらでは、精神疾患で障害年金を受け取りたいとお考えの方向けに、支給対象や傷病が複数ある場合の障害認定などについて解説いたします。

精神疾患における障害年金の支給対象傷病一覧を紹介

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精神疾患の場合でも、日本年金機構が定めた支給対象傷病に含まれているのであれば、障害認定を受けることで障害年金を受け取ることができるようになります。支給対象となる精神疾患についてご紹介いたします。日本年金機構では、障害年金を受け取れる精神疾患を5つに大きく分類しています。

統合失調症および気分障害

統合失調症や気分障害(うつ病や躁うつ病など)の場合、障害認定がされれば障害年金を受け取れます。

障害年金の対象となる統合失調症は、以下の7つです。

  • 妄想型
  • 破瓜型
  • 緊張型
  • 鑑別不能型
  • 統合失調症後抑うつ
  • 残遺型
  • 単純型

うつ病あるいは躁うつ病の場合は、以下の5つが対象です。

  • 躁病エピソード
  • 双極性感情障害
  • うつ病エピソード
  • 反復性うつ病性障害
  • 持続性気分障害

また、持続性気分障害はさらに4つに分類されます。

  • 気分循環症
  • 気分変調症
  • その他に分類される持続性
  • 詳細不明

器質性精神障害

認知症や高次脳機能障害が分類されます。

認知症の場合、以下の4つです。

  • アルツハイマー
  • 血管性認知症
  • その他の認知症
  • 詳細不明

高次脳機能障害は以下の3つです。

  • アルコールなど精神作用物質によらない器質性健忘症候群
  • 脳にできた損傷や機能不全ならびに身体疾患による精神障害
  • 脳にできた損傷や疾患および機能不全によってもたらされる人格や行動の障害

この他に、詳細がわからない器質性あるいは症状性精神障害の場合も、こちらに分類されます。

てんかん

てんかんは、以下のケースに分類されます。

  • 局在的に発症する発作が伴うてんかん
  • 単純部分発作が伴うてんかん
  • 複雑部分発作が伴うてんかん
  • 全般性突発性てんかん
  • その他の全般性てんかん
  • 特殊な分類に入るもの
  • 詳細不明の大発作
  • 詳細不明で大発作を伴わない小発作
  • その他のてんかん
  • 詳細不明のてんかん

知的障害

知的障害は、以下6つのケースに分類されます。

  • 軽度
  • 中等度
  • 重度
  • 最重度
  • その他
  • 詳細不明

発達障害

発達障害は、以下7つのケースに分類されます。

  • 会話や言語に関するもの
  • 学習能力に関する特異的なもの
  • 運動機能に関する特異的なもの
  • 混合性特異的発達障害
  • 広汎性
  • その他
  • 詳細不明

傷病が複数ある場合の障害認定とは?

multiple injuries and illnesses

複数の傷病がある場合、同じ傷病とされるか異なる傷病とされるかによって障害認定は異なります。

同じ傷病とされる場合

傷病名が途中で変わった場合であっても社会的治癒と判断されない限りは、最初に受診した日を初診の日とすることが原則です。例えば、初診時には適応障害、不安障害、パニック障害などと診断されたものの、その後、うつ病と診断されたとします。この場合、一連の症状には因果関係があると考えられるため、診療期間の間に診断名の変更があったとみなされます。

異なる傷病とされる場合

異なる傷病として障害認定されるケースもあります。例えば、てんかんと他の精神疾患が併発しているケースです。てんかんは他にも精神症状が見られるケースがあり、その症状がてんかん性精神障害と判断される場合は同一の傷病とみなされます。

しかし、てんかんと統合失調症、気分障害、発達障害、知的障害の組み合わせにおいては、どちらかが先あるいは後かに関係なく、それぞれ異なる傷病だと判断される可能性が高いです。てんかんと併発している場合もあるため、医師は慎重に判断しなければいけません。

また、器質性精神障害と他の精神疾患が併発しているケースもあります。アルツハイマーや高次脳機能障害といった後発性の傷病が、統合失調症や気分障害、てんかん、発達障害、知的障害の後に発生した場合、異なる傷病として診断されます。

例えば、うつ病の治療中に脳梗塞が原因で高次脳機能障害となった場合、これは別傷病と診断されます。しかし、器質性精神障害の症状が見られた後、統合失調症や気分障害、てんかんなどと診断された場合、原因が前発傷病にあると考えられる可能性があり、同一傷病と判断される場合があります。

大阪で障害認定を受けるためには症状の確認が必須

障害年金を受け取るためには、症状に対してしっかりと障害認定を受けることが必要です。複数の傷病が見られる場合には、同一のものか、異なるものなのか、医師に診断してもらわなければいけません。

大阪で障害年金に関するサポートをご希望の方は、社会保険労務士法人ほほえみ障害年金Laboにご相談ください。必要な障害年金が受け取れるように、知識やノウハウを活かして適切な方法でお手伝いいたします。

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